今教会の花壇では
色んな種類のチューリップたちが
太陽に向かってキラキラと咲き
春の訪れと共に
道ゆく人たちにも
笑顔をくれています♪
けれども
春だからといって
みんながみんな
そんな風に咲く訳ではありません
あれ?
背を向けてるの?と
思わず言いたくなる様な姿の花たちも
でもそっと覗いてみると
とっても優しい顔をしていました
そんなに下を向かなくても・・・
と言っちゃいそうな花たちも

まるで優しい風のように
それぞれのところで
そっと
咲いています
ほとんどの人に
気づかれない間に咲き
萎れては
また春に咲く花たちもいます
そんな彼らから
なんだか
温かな気持ちをもらいます
心の深い深いところに
命を感じます
今日ここで
生かされていること
そのあなたの存在が
誰かへの励ましになっています
春は
色んな変化の時期
心がちょっと
しんどくなるような時は
どうぞ
休みに来てくださいね
小さな野の花たちが
「大丈夫だよ」と
教えてくれるかもしれません
*
疲れた者
重荷を負う者は
だれでも
わたしのところに来なさい
休ませてあげよう
(マタイによる福音書11章28節)
*
野の花がどのように育つのか
注意して見なさい
働きもせず 紡ぎもしない
しかし 言っておく
栄華を極めたソロモンでさえ
この花の一つほどにも着飾ってはいなかった
今日は生えていて
明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ
神はこのように装ってくださる
まして
あなたがたには
なおさらのことではないか
・・・
だから・・・思い悩むな
(マタイによる福音書6章28ー31節)