先日の日曜日
『もぅ数十年前になるんだけど
・・・この教会に来てました』
っと言われる方が
突然に来てくださいました
その時ちょうど
昔からの信徒さんが居られて
お互い「あ〜!!!っ」と 再会
実に50年ぶりとの事
ここに教会ができてもぅ70年以上
たくさんの方がここで
聖書のメッセージを聞き
イエス様にある救いの恵みをいただきました
でも時に
色んなことで
教会に来れなくなったり
遠くへ引っ越しされたりして
離れてしまうような事も
それでもやっぱり
その人の心にも
ずっとイエス様が居られたようです
何度か教会の前を通った事もあったけれど
入る勇気が出なかったそうで
でもその日は
教会の扉がフルオープン
「ええいっ!」と勢いで入って来られたのだとか
でもその一歩は
きっと神様がポンっと
その方の背中を押してくれたのでしょう
50年ぶりの友との再会
そして
ずっとずっと会いたいと思っておられた
当時の牧師先生夫妻
先生はもうお亡くなりになられていましたが
妻であり その後牧師となられた山岡先生と
50年ぶりに電話で再会
心も涙も溢れるほどに
とっても嬉しい再会となり
Tさんも私も一緒に喜びました
50年以上前に蒔かれた種
一度はどこに行ってしまったのかさえ分からなくなり
消えてしまったかのように思えた事も
あったかもしれません
でも神様の約束はそれでも変わらない
蒔かれた種を
神様は成長させていてくださる
それはすぐ
ではなくて
50年の月日が必要な時もあるようです
時代を超えて
今を生きる私たちが
50年前に蒔かれた種の小さな芽を
見させてもらえるなんて
なんと幸せな事でしょう
神さまにある喜びを
時代を超えて
一緒に与かれるって
なんて幸せな事なのでしょう
教会の扉が
今日もここで開かれている
その大切さもまた
教えられるのでした
*
涙と共に種を蒔く人は
喜びの歌と共に刈り入れる
種の袋を背負い
泣きながら出て行った人は
束ねた穂を背負い
喜びの歌をうたいながら帰ってくる
詩編126:5-6