2023年11月20日月曜日

時代を超えて


 先日の日曜日


『もぅ数十年前になるんだけど

  ・・・この教会に来てました』

っと言われる方が


突然に来てくださいました



その時ちょうど

昔からの信徒さんが居られて

お互い「あ〜!!!っ」と 再会


実に50年ぶりとの事





ここに教会ができてもぅ70年以上



たくさんの方がここで

聖書のメッセージを聞き

イエス様にある救いの恵みをいただきました



でも時に

色んなことで

教会に来れなくなったり

遠くへ引っ越しされたりして

離れてしまうような事も



それでもやっぱり

その人の心にも

ずっとイエス様が居られたようです



(小道の裏でそっと咲いているサザンカ)



何度か教会の前を通った事もあったけれど

入る勇気が出なかったそうで



でもその日は

教会の扉がフルオープン

「ええいっ!」と勢いで入って来られたのだとか



でもその一歩は

きっと神様がポンっと

その方の背中を押してくれたのでしょう



50年ぶりの友との再会

そして

ずっとずっと会いたいと思っておられた

当時の牧師先生夫妻


先生はもうお亡くなりになられていましたが

妻であり その後牧師となられた山岡先生と

50年ぶりに電話で再会



心も涙も溢れるほどに

とっても嬉しい再会となり

Tさんも私も一緒に喜びました




50年以上前に蒔かれた種


一度はどこに行ってしまったのかさえ分からなくなり

消えてしまったかのように思えた事も

あったかもしれません



でも神様の約束はそれでも変わらない



蒔かれた種を

神様は成長させていてくださる



(今 なんとか芽を出した 草牡丹!)



それはすぐ


ではなくて


50年の月日が必要な時もあるようです



時代を超えて

今を生きる私たちが


50年前に蒔かれた種の小さな芽を

見させてもらえるなんて


なんと幸せな事でしょう



神さまにある喜びを

時代を超えて

一緒に与かれるって


なんて幸せな事なのでしょう



教会の扉が

今日もここで開かれている




その大切さもまた

教えられるのでした




涙と共に種を蒔く人は

喜びの歌と共に刈り入れる


種の袋を背負い

泣きながら出て行った人は

束ねた穂を背負い

喜びの歌をうたいながら帰ってくる

詩編126:5-6