知識は人を高ぶらせるが
愛は造り上げる
(Ⅰコリントの信徒への手紙8章1節b)
今年は暖冬と言われていますが
教会の花壇でも
もう春の準備が始まっているようです
ぽかぽかと陽射しを浴びて
ちょっと気の早い
ムラサキカタバミ(別名:ハレルヤ)が
気持ちよさそうに咲いています
暦の上でもまだ冬ですが
静かな春の足音が
聴こえてきています
😌
ずっとずっと前からそこに居て
人と共に生きてきた木々たち
それが時に
人の都合や無関心
また知識不足などで
弱らされてしまうような事があります
にも関わらず
木たちは物も言わずにじっと耐え
そこで尚
懸命に生きようとしている
そんな声にならない声を
樹木医さんは木の様子から聴き
伝えてくれました
今の時代「共生」という言葉をよく耳にします
自分達の都合で判断するのではなく
言えずにじっと耐えている
声にならない声を聴くこと
きっとそうだろう ではなく
また 無関心でもなく
近づき 出会い 知るからこそ
共に生きる道が見えてくるのだと思わされます
もしかしたら
そこで聞こえてくるのは
自分たちにとって
耳に痛い声もあるかもしれません
でも それも含めて
同じ場所に今生かされている
私たち
全てのものの責任なのです
「共に生きる」
それは
「愛する」という
選択の中で見えてくる
平和の道であるように思います
そしてその選択をもって
まず私たちに
「愛を示してくださった」
イエス様の十字架を
いつも想うのです
*
わたしがあなたがたを
愛したように
互いに愛し合いなさい
(ヨハネ15:12)
おそらくこの教会が建つ前の
旧館の頃からずっとそこに居た
お庭にある 桜の木
四季折々
いろんな表情を見せてくれて
みんなの心まで明るくさせてくれる
大切な存在
そんな桜が
ここ2〜3年の間に
いくつかの枝にキノコが生えたり
空洞になって腐っているような部分が出てきました
このままで大丈夫だろうか・・・
素人目だと何とも判断できず
樹木医さんに
診ていただくことに
😌🌸
でも本当なら
対応地域の範囲外・・・
にも関わらず
桜の様子をお伝えしたところ
快く来てくださいました😆
颯爽と軽トラに乗って来られ
到着するやいなや
すぐに桜のもとへ
幹の方からコンコンと
木槌で叩き
上から下まで様子を診てくださいました
そして
腐りはじめていた枝も
剪定をし直して処置していけば大丈夫
この桜
まだまだ幹もしっかりして
良い環境にいるようですから👌と
思わずホッと 安心しました!
遠いところからわざわざ来てくださったのに
そこまで深刻な状況では無かったようで
1つ2つの注意事項を教えてくださり
診断もあっという間
費用も必要ないと言われます
なんだか私たちとしては
ちょっと申し訳ないくらい・・・でした
でもその樹木医さんは
笑顔で一言
あ〜! ホッとしました
もっと大変な事になっているかと思ったから
と
そして
「何かあればいつでも声をかけてください」と言って
また颯爽と
軽トラに乗って帰っていかれました
そんな姿を見て
私はちょっと感動
樹木医さんの木に対する
「愛」を感じました😌
新しい年
思わず下を向いてしまうような
色んな痛みで始まりました
でも飾られたお花たちのように
置かれた場所で
まっすぐ背筋を伸ばし
神様を見上げて
歩んでいこうと思わされます
与えられている命に感謝し
そして
こんな小さな私たちをも
用いてくださることを信じて
新年最初の
掲示板の御言葉
私は待ち望む
主の恵みを
哀歌3章21節
元旦から続く
能登半島での地震にはじまり
各地で起こった事故や火災など
多くの方々が今も大変な中にいらっしゃいます
必要な助けと支えが届けられますように
心からお祈りしています
そして
神様からの
深い慰めが与えられますように
あなたの心にも
平和がありますように
*
主の慈しみは決して絶えない
主の憐れみは決して尽きない
それは朝ごとに
新たになる
あなたの真実は
それほど深い
(哀歌3章22,23節)
~ 新年の集い礼拝 ~ (オンラインによる礼拝)
近畿福音ルーテル教会全体の新年の礼拝です
帝塚山教会礼拝堂では15時より映像を通して礼拝します
メッセージ ホーコン・トリング師(引退宣教師)
どなたでも どうぞお越しください