ずっとずっと前からそこに居て
人と共に生きてきた木々たち
それが時に
人の都合や無関心
また知識不足などで
弱らされてしまうような事があります
にも関わらず
木たちは物も言わずにじっと耐え
そこで尚
懸命に生きようとしている
そんな声にならない声を
樹木医さんは木の様子から聴き
伝えてくれました
今の時代「共生」という言葉をよく耳にします
自分達の都合で判断するのではなく
言えずにじっと耐えている
声にならない声を聴くこと
きっとそうだろう ではなく
また 無関心でもなく
近づき 出会い 知るからこそ
共に生きる道が見えてくるのだと思わされます
もしかしたら
そこで聞こえてくるのは
自分たちにとって
耳に痛い声もあるかもしれません
でも それも含めて
同じ場所に今生かされている
私たち
全てのものの責任なのです
「共に生きる」
それは
「愛する」という
選択の中で見えてくる
平和の道であるように思います
そしてその選択をもって
まず私たちに
「愛を示してくださった」
イエス様の十字架を
いつも想うのです
*
わたしがあなたがたを
愛したように
互いに愛し合いなさい
(ヨハネ15:12)